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2008年3月30日 (日)

IDEALE 52 PROFESSIONNEL

2008_03300163_2 以前、このブログでひとつのお尻に五つもサドルがあってどーすんの?(笑)という話を書きました(こちら)。

そう、すでにフランスはIDEALE(イデアル社)の#90IR(軽合金レール)、#90CR(鉄レール)、#88があって、さらにイギリスの名門BROOKS(ブルックス社)のPROFESSIONAL(73年刻印、NOS)、PROFESSIONAL SELECT(79年刻印、NOS)の計5個のサドルです。

工芸美術品のような鉄や軽合金の金属パーツが部屋中にゴロゴロするなかで、この分厚い革をひとつひとつ人手で加工したサドルにはこれまた何とも言えない温かみと魅力があります。特に今回届いたコイツのようにオマケまで付いていると、何が何でも傍に置いておきたい、という衝動にかられてしまいます(笑)

コイツの名は、IDEALE #52 PROFESSIONNEL。IDEALEと言えば、すでに所有している#90や#88が有名ですがそれらに飽き足らず、時代を遡っていくとこの辺にぶつかります。今回、その#52のNOS(New Old Stock、デッドストック品)を手に入れることが出来ました。

2008_03300136 で、オマケがこれ。ギャランティーカードです。IDEALE #52にはこのPROFESSIONNELと、RECORDという二つのタイプがありますが、上位のPROFESSIONNELにはこの品質保証とシリアルナンバーが刻印されたプレートが付きます。

 

 

2008_03300137 通常は、フランス語版だけのようですが、これを買ったのがドイツ人だったからか、フランス語版とドイツ語版の2枚が付いていました。

ドイツ語版の方にボールペンで書かれたシリアルナンバーはカーボンコピーでフランス語版に写し取られていました。

 

2008_03300140 シリアルナンバー「261640」。ギャランティーカードが付いていても、このように本体プレートの刻印とカード記載のナンバーが一致しているのはめずらしいとか・・・。

カードにはシリアルナンバーとともに製造年月日(64年3月6日)がちゃんと記されていました。

 

1964年と言えば、僕はまだ3歳の赤ん坊。でもそれから44年間、実にいろんな経験をしてきました。しかしコイツはその44年もの間、フランスかドイツのどこかの自転車屋さんの倉庫でずーーーっと眠り続けていた、ということなのですね。

自分の人生の歩みを振り返る一方で、革という「生きた」素材にもかかわらず、生まれたときのまま何ら変わらずその状態を維持している物体が自分の傍にあることに、何だか妙な気持ちを覚えずにはいられませんでした(笑)

 

 

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