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2008年7月 5日 (土)

The CTC Gazette

2008_07060028 全英のサイクリストが集うサイクリングクラブ「The Cyclists' Touring Club」(略称 CTC)の会報が届きました。

とは言っても英国のコレクターが送ってくれた、今から約60年以上前、1946年の2月号、1950年の2月、3月、10月、11月の各号、そして1951年の4月号、6月号の7冊です。

「CTC」の歴史は古く、その発足は1878年にまで遡ります。1899年ですでに6万人超の会員を擁していたというので、かの国のサイクリング事情がいかに進んでいたかがわかるというものです(詳しくは、こちら)。

2008_07050017 クラブの活動内容はともかく、まず興味をそそられるのが広告ページです。

自転車本体の広告も数多く掲載されているのですが、その広告表現はおおきく二つのパターンに分かれるようです。つまり左の写真のようにそのスペックを売りにしたものがひとつ目のパターン。

 

2008_07050013 こちらの「HUMBER」も質実剛健、スペック命です。

 

 

 

 

2008_07050016 一方、もうひとつのパターンはこちらのように「ヘイ!彼女と一緒にサイクリング楽しもうぜィ!」的なノリのものです。

 

 

 

2008_07050011 こちらも上と同じ「PHILLIPS」。

 

 

 

 

2008_07050014 これとか、

 

 

 

 

2008_07050012 これもそうですね。

このパターンはマスプロ車に多いのではないでしょうか。

そう言えば、わが国のサイクリング雑誌もハンドメイドビルダーの広告は自転車そのものがモデル、みたいなものが多いですね。

 

2008_07050010 次はパーツやアクセサリーの広告です。

「BROOKS」のサドルバッグや「Paget」のシューズ・用品、ヘビの製品名でおなじみ「CONSTRICTOR」の変速機、「WILLIAMS」のチェーンホイールなどが見えますね。

 

 

2008_07050001 特に「WILLIAMS」社は「ウィリアムス社のチェーンホイールの応用的使い方」と題して、小学生の子供が発想するようなギアを使った面白い機構をシリーズで毎回掲載していたようです。

 

 

2008_07050002 こちらはピッチングマシーンみたいな仕掛けですね。

隣の「CONSTRICTOR」社のロゴは相変わらず気色悪いです・・・(笑)

 

 

 

ところで英国のサイクリングというと、高低差の少ない田園風景の中を・・・というイメージだったのですが、「自転車で峠越え」みたいな会員投稿の記事もちらほら。またパリで開催された自転車ショーのリポートで当時のフランス「Rene Herse」(ルネ・エルス)について評論したような記事も見つかりました。追々ご紹介していきたいと思います。

 

わが国の代表的なサイクリング雑誌のひとつ、「New Cycling」の創刊は1963年でした。その頃、つまりサイクリング黎明期の日本が範として取り入れた英国のサイクリング事情に今回、ナマで接することが出来るという訳で興味が尽きませんね。 

 

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