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2008年9月13日 (土)

英国 British Hub "Airlite"

2008_09130003_2  1945~65年当時の英国Classic Lightweightsタイプの車両に使われた最もポピュラーなハブと言えば、おそらくこれではなかったでしょうか。 「British Hub」社の"Airlite"です。 これはリアがいわゆるダブルコグとなっていて一方に固定歯、反対側に多段フリーホイールが装着できるようになっています。 とは言え、実際にレース中の状況に応じてホイールをひっくり返しながら走っていたという話は聞きません(笑)

2008_07290001 さて、このハブ、アルミのフランジ部分は比較的キレイな状態でしたが、リアの左側コーン(玉押し)に虫食いが発生していました。 回転はゴリゴリです・・・。 かといって全く同じ交換品が手に入るわけもなく、虫食い部を研磨することで少しでも円滑な回転を取り戻せないかと思いました。

ところが、コーンの研磨のような作業(面倒なうえ、精度の高い結果を出すための熟練が必要等)を引き受けてくれる「お店」が見つかりません。 そこで日頃、レストアの勉強のために拝見している高名なHP(BBS)の管理者にダメ元で泣きついたところ「いつも利用している機械加工業者に取り次いであげる」との快いお返事をいただくことが出来ました!

2008_09130001 待つこと6週間、「出来たよ」との連絡とともに届いたのがこちら。 完璧です(笑)

カンパ並みに”ヌルヌル”の回転・・・とまではいきませんが、”スルスル”の回転が手に入りました。

 

 

2008_09130002 このハブを利用したホイールのセッティングにはウィングナットを使いたいと思っています。 でも人気のGB製ウィングナットはただでさえ高価なうえにリアディレーラーと干渉して締められない、という問題を抱えているようです。

メーカー不詳のこの優美なウィングナットはメッキの美しさに加えて「HETCHINS」のカーリーステイともぴったりなデザインで、写真のとおりカンパGSを見事に避けて締まってくれます。

 

さて、ハブの問題はこれで一件落着です。 でも実は今、ボトムブラケット周りで課題を抱えています。 英国車の師匠であるI氏に窮状を訴えたところ、次のような返事が返ってきました。

「そのあたりが原因で全てが止まる(=レストアが中断してしまう)ことが多いです。 そこで嫌になる人もいれば快感になる人もいます。 先日、短気を起こさずじっくり・・・、と言ったのはこの辺のことを指して言ったことです。 落とし穴はさらにこのあと2~3ケース待ち受けています。 しかしこれらは英国車街道を走るための試練なのでしょう。 頑張ってください」

英国車街道・・・、まだまだ試練は続くようです(笑)

 

 

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