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2008年10月 5日 (日)

英国 Sturmey Archer "AW" 1951

2008_10040002 ご紹介するのは、英国「Sturmey Archer」製、3速の内装ハブギア"AW"です。 1902年に創立されたスターメー社が50周年を迎える前年、1951年5月の製造であることがボディの刻印からわかります。

2008_10040006 1961年5月生まれの僕よりちょうど10年先輩にあたるこのデッドストック物のハブギア、このたび57年ぶりに目を覚ますこととなりました。

 

 

 

Aw 重量が何と1090gもあるこの鉄製の物体、左イラストの通りずん胴のハウジングの中にはいわゆる遊星歯車機構を形成する「SUN gear」やら「PLANET gear」などが詰まっており、文字どおり小宇宙を構成しているようです。 バラしてしまったら最後、とても収拾がつきそうにありません。

 

2008_10040004 そしてこちらはその内装ギアを操作する「トリガー」。 時代によって数多くの変遷があるようですが、これは1950~53年の間に世に出回った"GC2"と呼ばれるタイプのもので、ハブギア本体の製造年とほぼ合致します。 "GC2"にもさらにいくつかのバリエーションがありますが、この真鍮板のタイプはちょっとレアなのでしょうか?

 

このハブギアは、1948年製の「R O Harrison」に装着を予定しているもので、こう書くといかにも希少なヴィンテージパーツかのごとき印象を与えてしまうかもしれません。 しかし、内装ハブギアという機構そのものはうちの家族が乗っているママチャリにもシマノ製がついていますし、皆さん誰でも一度は使った経験がおありのことでしょう。

2008_10040003 1936年にスターメー社が開発、販売開始した3速の"Type AW"ですが、70年以上の時を経て同じ機構が今なお使用され続けていることに驚きを感じずにはおれませんね。

 

 

 

 

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