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2008年10月19日 (日)

英国 The "Special Sunbeam" Light Roadster 1920s

2008_10180061 これが自分の自転車だとしたらどれほど自慢なことでしょう。 昨日の関戸橋フリーマーケット会場に僕の英国車の師匠であるIさんが乗ってきた1920年代のイギリス「SUNBEAM」社のライト・ロードスターです。

目に付くところからとりあえずご紹介しますと・・・。

2008_10180063 まずはこのカーバイド・ランプでしょうか。 底部のカーバイド(炭化カルシウム)にノズルで水を滴らせ、アセチレンガスを発生させます。 そこに火をつけるとポッと灯りが・・・。  そんな灯りで走る夜道はきっととてもロマンチックなものなのでしょう。

 

2008_10180066 この自転車、実は固定ギアなのです。 ですからフロントだけにロッド式ブレーキが付けられています。

次の写真をよ~く見てください。

 

 

2008_10180073 なんとブレーキレバーはハンドルバーに溶接され、さらにステム内部に組み込まれたスプリングによりピストンが上下するという機構です。

 

 

 

2008_10180069 続いてチェーンケースを見てみましょう。 "SUNBEAM"と描かれた左にある丸いマークには"OIL BATH"と書かれています。 バス=お風呂?などと思っていると師匠が解説してくれました。

このチェーンケースの下部数センチのレベルまでオイルをまるでお風呂のようにたっぷりと流し込みます。 するとそのオイルのお風呂の中をチェーンが泳ぐように潜りながら回転する、というわけです。

2008_10180070 しかもそのチェーンケースは写真のとおり、シートステイとチェーンステイにしっかり溶接されています! 中のオイルが完全に密閉されているわけですね。

 

 

2008_10180072 オリジナルではサンビーム純正のペダルが付くのだけど・・・と師匠は謙遜しきりでしたが、いやいやこの黒いエナメル塗装のペダルだって十分貫禄ものです。 おまけに一本だけ爪の伸びたハーフクリップがまた何とも格好いい。

 

 

2008_10180067 リアビューで目立つのはやはりフランクパターソンも愛用した「The Chossy」のサドルバッグ。

 

 

 

2008_10180068 それにこの「Chossy」、僕の持っているペラペラビニール製のものと違い、同じビニールでも厚い裏地のおかげでとてもがっしりした風格を漂わせています。 羨ましいなぁ・・・(笑)

 

 

 

というわけで、短時間の立ち話だけでもこのロードスターのもつ独特な世界観を肌で感じ取ることができたように思います。 英国車の原型であり、一番英国車らしさを感じさせ、しかも走りは今でも十分に通用するロードスター。 代表格はこのSUNBEAM社でしたが、その他量産メーカーを含む各社が競って市場に投入したのが20~30年代でした。 師匠のIさんがこれほどまでに戦前の車両にこだわる理由が少しわかったような気がしました。

 

 

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