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2009年2月28日 (土)

KEIRIN

2009_0222_004 古くからの自転車マニアの方ならよくご存知の加藤一(1925~2000)。 元競輪選手であり、画家でありました。 20数年ぶりに自転車趣味の世界に舞い戻ってきた僕がそんな加藤氏のことを知ったのも1年くらい前のことです。 自転車競技をモチーフにした絵が僕はとても気に入っており、もっと氏のことを知りたいと古書店で買い求めたのが写真の2冊でした。

「風に描く」の方が多少詳しく書かれているとはいうものの、その抜粋版+永六輔との対談で構成されている「自転車一辺倒」を読むだけでも楽しめます。

2009_0228_018 さて、ツール・ド・フランスを始めとするロードレースには関心のある僕ですが、トラック競技にはイマイチ関心が持てませんでした。 ましてや、「KEIRIN=競輪」なんて・・・。

ところが「自転車一辺倒」の永六輔との対談の中で競輪についてのこんなやりとりが目を引いたのでした。

(永)競輪場へ行くと、いまだに戦後の混乱期みたいなにおいがして・・・。この暗さはどうして変わらないんだろう。
(永)買い物にいつも自転車を使っているお母さんが競輪場にもふらっと来て、美しいレースを楽しむという形がどうして育たないんだろう。
(加藤)鉄火場だけじゃない、美しい流れを鑑賞できる場所があってもいいね。
(加藤)私は競輪自体が自信を持ってもらいたいと思います。ギャンブルスポーツのなかで競輪だけが世界選手権という可能性を手に持っているんです。
(永)競輪場に行ったときに成田や関西新空港のように世界へつながっている実感がしなきゃいけないんです。

2009_0228_003 そんな対談から15年近くが経とうとしています。

だったらこの目で確かめてこなきゃ!ということでこの歳になって初めて「競輪場」へ足を踏み入れました(笑) 向かったのは自宅最寄りの立川競輪場です。

永六輔が対談のなかで「焼きそば屋だけじゃ、世界につながっているって実感できない」ボヤいていましたが、焼きそば以外にもメニューがありましたよ! 「コロッケ」「串かつ」「アジ」「イカ」・・・。 どこが世界につながってんネン?!(笑)

2009_0228_017 ほぼ20分おきにレースが次々と展開します。
でも、鉄棒の柵に加えて金網で遮られ、イマイチ臨場感や迫力が感じられないような・・・。

写真もデジカメの細いレンズを金網の隙間にくぐらせ、なんとかパシャッ。

 

2009_0228_022 第4コーナーを回るとすぐにゴールライン。 抜きつ抜かれつのデッドヒートがもう少し長く続くと楽しいのかも・・・。
 

 

 

 

それにしても驚いたのは来場者の年齢層。 1961年生まれの僕がきっと場内で一番若いはず、と断言できるくらい周囲は70歳前後と思われるお年寄りばかり・・・。 昨今のロードバイクの流行や次々と創刊される自転車雑誌の盛り上がりとは完全に遮断された世界がここにありました。

 

 

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