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2009年8月29日 (土)

英国 Hobbs of Barbican "Lytaloy" Pedals 1947

2009_0829_002 60年以上の時を経てなお色褪せない素材、作り、そして風格。 しかしこれを実車に装着するにはまだまだ長い歳月を必要とするようです。

Ws000000_2 「Hobbs of Barbican」は1930~1950年代初頭にいたるまで英国のLightweightバイシクルの世界を牽引した名門フレームビルダーのひとつでした。

1930年代の「Continentals」モデル、1940年代の「Blue Riband」モデルなど、当時の最高級マシンは今でも英国車マニア羨望の的です。
とりわけ1937年の「Coninental Superbe」に採用されたハンドカットのいわゆる"Fancy lug"は、名門「Claude Butler」とともにその後40~50年代を通じて他の多くのビルダーの範となったということです。

 

 

Lytaloy_pedals_2 そして1940年代に入り、Hobbsは「Lytaloy」とのブランド名の下、ハイエンド・コンポーネントを発表します。

ヘッド小物、サイドプル・ブレーキセット、クランクセット、BB小物、ペダル、そしてマッドガードにハンドルバーというのがその内容でした。
折れやすいといわれたクランクを除き、それらのパーツ群は非常に高い評価を持って受け入れられたといいます。

実は1年半くらい前のこと。 これら「Lytaloy」のブレーキセット、クランクセット、ヘッド小物、ペダルをセットで譲り受けるチャンスがあったのでした!
ところが英国車に対する憧れだけで、車両に関する知識もパーツの価値についても何ら情報を持ち合わせていなかった僕です。 もちろん資金もありません(笑)
結果、それらのパーツのほとんどがオークションでバラ売りされ、国内のあちらこちらに散逸してしまいました。
しかし幸いなことに一点だけ売主の手元に残っており、今回引き受けることになったのがこのペダルというわけです。

2009_0829_003 バレルとシャフトを除き、すべてアルミニウム製のこのペダル、170gという重量は60年前はもちろん1970年代のCampagnolo製と比べても決して引けをとるものではありません。

 

 

しかし、60年前にHobbsが自らのフレームに装着することを前提に製作した「Lytaloy」パーツ(LytaloyとはLightと軽合金を意味するAlloyを足したもの)、すべてのコンポーネントが揃っていなければ意味がありません。
コンポーネントのなかでも特に入手困難とされるペダルは押さえたものの、この先、厳しいコレクター道が待ち受けているのでしょう・・・(笑)

 

 

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