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2009年12月 5日 (土)

英国 LUCAS "King of the Road" #79FB 1930s

2009_1205_001 あっという間に日が暮れて暗闇に包まれるこの季節。 どうせ灯すならギラギラ眩しいLEDではなく、黄色いバルブの暖かい明かりで夜道を照らしたいものです。

Lucas_ad 左は1936年10月7日付の英国「Cycling」誌、表4に掲載された「LUCAS」社の広告です。

この時代、「LUCAS」のほか、「P&H」や「Ever Ready」、「Starlite」といったメーカーが似たようなバッテリーランプを数多く発売していました。

広告で大きく取り上げられているのが、#79。 今回ご紹介するのはこの#79のマイナーチェンジ版である#79FBです。

 

 

 

Lucas79fb 1939年版の「Brown Brothers」カタログに掲載された#79FB。 ですので、この#79FBは1936~39年のどこかで発売となっているのでしょう。

#69Rバッテリーを使用せよ、との記載が見えます。

 

 

 

Lucas69_2 で、これがその#69Rバッテリー。

今やこのようなバッテリーは世の中に存在しません。
今回、これを簡単な工作で再現してみました。

 

 

 

 

 

2009_1205_003 手に入った#79FBはご覧の通り、クロームメッキ部に錆ひとつ無いコンディションの大変良いものでした。

 

 

 

2009_1205_004 ガラスのレンズには「LUCAS King of the Road」のプリントもはっきりと残っています。

 

 

 

2009_1205 わざわざお見せするのも恥ずかしい工作ですが、これで#69Rバッテリーの代替とします。

 

 

 

2009_1205_005 ふたを閉めて、背面のスイッチをパチンッ!と倒すと・・・

 

 

 

 

2009_1205_002 ご覧のとおり、暖かい明かりに心和みます。

なお、写真右に見えるバッテリー/ダイナモ兼用ランプについては、以前こちらに書きました。

 

 

さて、街乗り用のサンビームとはいえ、この時期、照明の準備は怠れません。
わざわざ面倒なカーバイドランプに火を灯してナイトランを楽しむような酔狂は、この寒い時期ひとまず封印するとしても、戦前の自転車にまたがるなら、灯すランプも戦前型で楽しみたいですね。

2009_1129_045  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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