三頭山(1531m)
立川から五日市線に乗って終点武蔵五日市駅で下車、ここからさらにバスに約一時間揺られます。
JR線からあふれ出たハイカー達は先を争うようにバス停へ一目散。
これだけの乗客です、当然臨時便が増発されて二台並んで、いざ都民の森へ。
毎年1月の雪景色の中、自転車で走る奥多摩周遊道路ですが、今日はバスで。
風張峠手前の都民の森でバスを降ります。
都民の森なんてネーミング、いかにもファミリー層を相手にしたユルいハイキングコースを想像してしまいますが・・・
想像以上に結構険しくて。 ついついハイペースで登っていると、息切れが・・・(笑)
ちなみに三頭山には東峰と西峰にそれぞれ展望台が設けられていますが、東峰は展望がまったくききませんのでご注意を。 こちらはもちろん、西峰。
真正面にくっきりと富士山の姿を眺めることができました。
この風景を見ながらベンチに腰を下ろして、まだ時間は少し早いですがおにぎりタイムとします。
小一時間、たっぷりと休憩したあとはブナ林のなかをのんびりと。
秋の紅葉時期はブナの枯葉を踏みしめながら・・・。 きっとすばらしい遊歩道に変身するのでしょうね。
ブナに囲まれた「深山の路」から打って変わって「石山の路」へ。 文字通りのガレ道をハァハァ登ったり下ったり・・・
ほどなく、渓流のせせらぎが聞こえてきたら、今日のコースもクライマックスです。
やはりこの時期の山歩きにとっては沢の流れが最高のご褒美ですね。
冷た~い水で、じゃぶじゃぶと顔を洗いました。
ハァ~、スッキリ!気持ちいい~(笑)
タイトル写真でも掲載した、ツリフネソウ。 渓流の背景にとても似合っています。
三頭大滝は、スズメバチの巣の影響で滝見橋が閉鎖されていたため見物することができませんでしたが、そこから森林館へ続く「大滝の路」は別名「セラピーロード」と称され、ウッドチップがたっぷり敷かれた遊歩道は絨毯のようにフワフワと足に優しい心地よい区間でした。
いつもなら自転車で走る奥多摩周遊道路もご覧のとおり。 あの稜線の向こうが風張峠ですね。
約4時間のハイクを終えて、出発点の都民の森駐車場へ。 しかし、次のバスの時間まで1時間も・・・
風張峠を行き来するローディーたちを眺めながら、ひと足お先にプシュッと泡の出るものをいただきました(笑)
本日の歩行距離、約6km。
奥多摩周遊道路を自転車で走りぬけるたびに気になっていた「都民の森」。 今日ようやくこの足で体験することができ大満足です。
自転車での登坂と同様、ハァハァ言いながらのハイクでしたが、歩行だからこそ見えるものがあるのも事実。
自転車とトレッキングの両方を楽しむなんて、実はとても贅沢な自然との触れ合い方なのかも・・・と思ってみたり。
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