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2012年3月31日 (土)

Fratelli Brivio (F.B.) "Flip-Flop" Hub 1937

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昨今FBといえば "Facebook"ですが、今日ご紹介するFBは "Fratelli Bribio"のFBです・・・

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1935年、カンパニョーロが手がけた最初のクイックレリーズがセットされたハブ、それがFB社製でした。その後しばらく、FB社はカンパニョーロの"Gran Sport"と同じハブを生産するのですが、のちフランスのサンプレックスと提携し、独自のQRモデルを生産することとなったようです。

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FB社のオールスチール製フリップフロップ。一方がフリーホイール用、反対側が固定コグ用にネジが切られています。タイトル写真のパッケージに印字された文字で分かるとおり、フランス輸出モデルでネジもフレンチ規格です。

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製造年を確認してみると、コーンに"FB 37"、つまり1937年製との刻印がありました。70年以上前の製品ですが、回転のスムースさはカンパニョーロに引けを取りません。

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一方こちらは後年の3ピース構造(バレル部スチール、フランジ部アルミ)のFB製ハブ。ところが、フロントとリアでバレル部に刻まれた鷲の姿に少し違いがあることに気づきました。

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フロントハブの刻印。さきほどの1937年製オールスチールモデルと同じです。

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一方、リアハブはというと、なんか随分と簡略化された印象です。翼の羽根の線やホイールのスポークが省略されていますね。

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これって、フロントとリアで製造年が異なるってことなのかしら・・・と、コーン部を確認してみるとフロントは42年製。

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リアハブのコーンには44年製の刻印が入っていました。
ってことは第二次大戦中のどこかのタイミングで鷲のマークが変遷したということなのか・・・、ふむふむ

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ところで鷲のマークといえば、フランスはPelissier(ペリシェ)のハブも・・・

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こちらはフリーホイール専用のスレッドが切られたタイプです。

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同じオールスチール製のスモールフランジですが、FB社と比べてフランジの径の大きさや厚さ、注油口の位置、カニ目スパナ用ホールの有無などに違いが見られます。

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で、こちらのペリシェ製ハブのトレードマークはご覧のとおり、二羽の鷲がハブにとまっている様子が描かれていました。

一羽よりも二羽・・・、そんな競争意識だったのかもしれませんね(笑)

 

 

 

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