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2012年4月15日 (日)

英国 Cnstrictor ASP Pedals 1940-50s

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大きく口を開けた朗らかな表情に癒されます・・・

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英国、Constrictor社のアルミニウム製品群、Conloyシリーズのペダル「ASP」です。
冒険的な自転車パーツメーカーとして知られたConstrictor社は早くも1927年にアルミニウム製のクランク、チェーンリング、リム、ハブ、ペダルなど主要コンポーネンツをConloyの名の下で世に出していました。
蹴り返し部を下にすると朗らかな表情も、天地逆になると「うわぁ〜ん」と涙目?(笑)
※Conloy:ConstrictorとAlloyを掛け合わせたもの

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このASPペダルは、1940年代から50年代にかけてイギリス国内に出回ったようで、売り主のヒラリー氏によるとシャフトやベアリングなど回転部はBSAから供給を受けていたということです。

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僕は今までこのASPが世界最初のプラットフォーム型ペダルだと信じていたのですが、自転車雑誌「The Cyclist」1939年4月26日号のなかに、取り付け取り外し可能なプレート型ペダルをConstrictor社が発表したとの記事を見つけました。
この分解組立図で示されたペダルもConloy ASPとの名で発表されているようなので、もしかしたらコイツが最初のプラットフォーム型なのかな、という気もします。

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プラットフォーム型を語るうえで無視できないのがコイツの存在です。
ランドナーでも愛用者が多いもっともポピュラーなプラットフォーム型ペダル、フランス、Lyotard社の#23(またはMarcel Berthetと記されることも)です。
この#23がいったいいつ頃世の中にデビューしたのか・・・
ペダルのミュージアムサイト、speedplay.comにも1940s-70sとの記載があるだけで、Conloy ASPとの差がハッキリしません。

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話は脱線しますが、さて、この左右の違いがお分かりいただけますでしょうか。
そう、左は上で紹介したLyotard社の#23、右は・・・日本の土屋製作所(エバレスト)によるステンレス製の完コピ品です。
本家の「BERTHET LYOTARD」の代わりに「STAINLESS STEEL 18CR」と刻印があります。
なぜこのような模倣品が恥ずかしげもなく製作されるに至ったのか、よく分かりませんが。

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さて本題に戻りますが、自転車用プラットフォーム型ペダルの起源について、今回ご紹介したConloy ASPが最初なのか、それとも1939年の雑誌に紹介されていたタイプが最初なのか、はたまたLyotard社が先行していたのか・・・、ご存知の方がいらっしゃったらどうかご教示ください。

上の写真は、以前にもこのブログでご紹介したConstrictor社のBOAペダル。
ASPといい、このBOAといい、当時の英国のペダルは本当にカッコいいし、うっとりしちゃいます。そう、これだけで酒の肴になります(笑)

 

 

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