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2012年5月12日 (土)

英国 SUN "Manxman" 1930s

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GWに英国から海を渡ってやってきた、70年以上前のボロフレーム。
1962年製HETCHINS、1948年製R.O.HARRISON、そして1936年製SUNBEAMと英国車街道を遡ってきましたが、憧れだったパターソンのツーリング世界にようやく辿り着けたようです。

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その名は、SUN "Manxman"。
SUN社に関する情報はほとんど持ち合わせていませんが、サイト「Classic Rendevous」によると、1885年に自転車パーツメーカーとしてスタートし1906年には完成車を製造販売していたようです。
すっかりハゲてしまった真鍮のヘッドバッジには「SUN CYCLE & FITTING CO., LTD. BIRMINGHAM ENGLAND」と記されていたはずです。

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メッキが剥がれ、黒光りする様は僕の大好物のひとつ・・・。再メッキなんて考えられません!(笑)

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1930年代当時からこのようなフルメッキのフォークが存在していたのですね。

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"Manxman"であることを証明するダウンチューブのデカールもこのとおり微かに残るだけ。
でも、たとえデカールが消え去っても"Manxman"であることがひと目で分かる印が・・・

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それがこれ。SUN "Manxman"最大の特徴、ストラットバーです。

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「The Strutted Bracket」と呼ばれるこの特徴的なフレーム構造は、広告でも謳われているとおり、剛性を高め、ウィップを除去する効果があるようです。

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70年以上の時間の経過を感じさせないと見るか、それ相応と見るかは人によって異なるでしょうが、いたる所に発生したこのようなサビを丁寧に削り取って黒エナメルでタッチアップしていく・・・、そんな作業を思うと少し気が遠くなりそうです(笑)

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これは英国の雑誌「Cycling」1936年12月2日号に掲載されていたSUN "Manxman"の広告。

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さて、このフレームが上記広告のような完成車となるまでにこの先、いったいどのくらいの時間がかかることやら・・・

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ひとつひとつ、ピリオドパーツを厳選して組み立てて行きたいですね。
そして、特大のサドルバッグ「Moss Brooks」を吊り下げて、いざパターソンの風景画の世界へ・・・

 

 

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